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初めて松戸駅前で放射能健診署名(3月27日)
千葉県松戸市で放射能健診署名の駅前宣伝を行いました。5人で3月27日の午前中の2時間に50人の署名が集まりました。
松戸市や近隣の柏市、我孫子市をはじめ関東地方には、放射能汚染が著しいホットスポットが多数存在します。国はその市町村を「汚染状況重点調査地域」に指定しましたが、国も東京電力も住民の放射能健康診断を全く行いません。しかし住民の健康対策の要求は強く、独自の甲状腺検診を実施したり助成する市町村は10以上になります。
放射能汚染地で健康診断の声を拾い上げようと行った街頭署名ですが、福島駅前と同じく多くの署名が集まりました。
この日、隣では松戸市の市会議員らが放射能汚染や健康の被害・不安を聴き取るアンケートを呼びかけました。私たちはそれにも協力して呼びかけ、併せて50人分のアンケートが集まりました。駅前に用意されたテーブルには絶えず1、2人が立ち止まり、熱心にアンケートに記入していました。1人10分ぐらいかかるアンケートでしたが50人分も集まり、市民の関心の強さを感じました。
放射能健診署名運動の呼びかけ人・香取直孝さんもこの日の行動に関心を持って、来てくれました。
私たちも福島で健康調査アンケートを計画しています。その一つの方法は駅前で100万人署名と一緒に呼びかけて書いてもらうことです。この日の松戸市での経験は、福島でも健康アンケートがきっとうまくいく、と自信になるとても良い経験でした。
千葉県北部でみた汚染の状況(3月26-27日)
健康調査アンケートに先立ち、隣の我孫子・柏市を訪れました。手賀沼から大堀川に沿って上流へ歩くと、放射能汚染に注意を促す看板があるにもかかわらず、家族連れが憩い、釣人もいました。
簡易線量計は時折0.4μ以上の高い値を示しました。源流部は柏市の領域で文教地区となっており、高校や大学の敷地には除染土が置かれていました。周囲は住宅地です。首都圏の人口密集地での放射能汚染。ここでの健康被害は、多い人口に紛れてうやむやにされてしまう危険があると感じました。運動の力は大切です。
東京大学柏キャンパスの除染土